カーナビゲーションシステム

お久しぶりです。

長かった梅雨が明けて、嬉しいですね。

え?嬉しいよね?ね?そうだよね…?ねえ?

嬉しそうで何よりです(ニッコリ)

 

雨は嫌いではないですが、どうしても

どんよりとした気分になりがちなので、

カラッと晴れてくれる夏はやはり

最高に気持ちがよくて、なんとなく

夏を待ちわびていた気がします。

 

 

ところで、先日

ずっと読みかけのままだった『何様』を

ようやく読み終わりました。

 

『何様』は『何者』の外縁をなぞるような

そんな作品です。登場人物たちは皆往々に

悩みながらも、日々を生きています。

 

僕は後半の作品たちが特に好きなのですが、

その中で登場する“本気の一瞬”という言葉が

とても印象深く、胸に突き刺さりました。

 

gdgd考えて出す結論よりも

ふとした瞬間に感じた感情の方が

時として、強く、そして鮮やかに輝くのかな

とか、

 

人を突き動かすのは“理屈”ではなく、

あくまで“感情”なのかな、とか

ほんの一瞬、思いました。

 

…とまあ、つまり『何様』は

これぞ朝井リョウ!と感じさせる

最高にグレートな作品だったのですが、

その他におもしろかったのは、あとがき担当が

オードリーの若林だったことです。

 

若林はあとがきの中で

人には頭の中に、意思決定をするときの

“アクセル”と“ブレーキ”があり、そして

世の中には“アクセル”が強い人と

“ブレーキ”が強い人がいる

と書いています。

 

その比率によって、無鉄砲な人や心配性な人、

一歩が出やすい人と、出にくい人がいるのだと

 

僕は今までずっと、どちらかと言うと

ブレーキが強い人間でした。そして尚且つ

“流されやすい”という部分もあったので、

ハンドル操作もままならなかったような

そんな風な人生を歩いてきました。

 

そして、何よりそんな自分が嫌いでした。

親の影響や、住んでいる場所、友達など

色々な要素が折り重なって、そうなったのだと

思いますが、ついついブレーキを踏みがちな

自分を好きになれなかったのだと思います。

 

 

しかし最近、なんだか自分の中で“何か”が

変わろうとしているような、そんな予感のような

ものを感じて、心がふわふわしています。

 

ブレーキが壊れかけているような

今ならアクセルを強く踏み込めそうな

そんなちょっとした“予感”です。

 

あ、厨二病じゃないからね

まあ、厨二病だけど…

 

時期がらだと思いますが、

最近よく、10年後の自分を想像します。

みんな、わかんないよそんなの〜と言います。

 

僕も正直、全然わかんないです(笑)

 

でも、10年後の自分を想像する度に

少し大人になったような、そんな気持ちと

まずは足元の身近な一歩からだなあ〜

という気持ちとが混ざり合って、よっしゃ!

がんばるか〜〜〜という感じになります(笑)

 

10年後も楽しく生きていたいですね〜…

 

理想というほど大それてはいないものの

目標というほど明確ではない、

ふわふわとした将来設計とともに

 

日々の中に、実はたくさん潜んでいる

“本気の一瞬”を見逃さないように。

 

 

 

 

 

 

P.S. 『響けユーフォニアム』絶賛見てるけど

めちゃめちゃおもしろいっすね〜今更だけど(笑)

中川先輩ちゃんがめちゃめちゃ好きだ〜

ばかかわいい……ばか好き…😭